シンガポール教育事情雑感=国際ロータリー第2590地区インターアクトクラブ海外研修から=

2007/9/10

 

 

 8月24日から28日にかけて表題の海外研修に行ってきました。
私が入っている川崎百合ヶ丘ロータリークラブは地元の桐光学園にインターアクトクラブを提唱させて頂いています、インターアクトクラブとは青少年のみなさ んに社会奉仕という観点で活動をしてもらおうという事で各ロータリークラブが地元の学校の協力を得て進めている青少年育成プログラムの一環であります。
今回は第2590地区(川崎市と横浜市)が提唱する各インターアクトクラブから選抜された11校26名のインターアクター、顧問教師4名、ロータリアン5名の一員としてシンガポールのインターアクター達との交流を深めて参りました。


主な訪問先は次のとおりであります。

①アングローチャイニーズスクール(インターナショナル)校のインターアクト設立認証式への参加
②高齢者家庭への食料配布ボランティアへの参加
③現地インターアクターとの交流会
④現地学校の見学と授業への参加

ここで、簡単にシンガポールの教育事情について記述してみたいと思います、これは現地の通訳として同行してくれたレイモンドさんから聞いたお話です。
シンガポールは淡路島程度の面積に400万人が暮らす国です。国籍でみると中国人70%、マレーシア人20%、インド人5%、その他5%と多国籍人種の住む国といえます。
産業面では食品をはじめ工業品の生産量がなく、全てを輸入に頼っています。そうしたことから国の資源は「人」であるという位置付けで教育に非常に力をいれているそうです。
教育制度は6・4・2年制で子供たちは小学校から厳しい競争教育を受けるそうです、小学校で成績が悪い子供は中等年度が4年間から5年間になる制度もあるようです。
徴兵制度があるため、男子生徒は高校卒業後に2年間の兵役が待っていますが、兵役終了後の大学への進学割り振りは高校の成績がそのまま利用されるそうで す。従って高校で成績の悪い人は海外留学か働くかを選択しなければならないそうです。ちなみにシンガポールには大学は3校しかないそうです。
土曜日の午後に郊外の住宅地をバスで抜けましたが、外で遊んでいる子供の姿は見かけられませんでした、これもレイモンドさんが言うのは宿題をしたりして家の中で勉強をさせられているからとの事でした。
また、学校は子供を登校させる義務を持っているので、学校にこない子供には相当厳しく学校からのチェックが入るそうです。
とにかく、資源のない国を成長させるために人材育成を厳しく行うのがシンガポールの教育事情ということでしょう。

さて川崎ではどうでしょうか、農産物の生産もあります、世界に誇れる産業もあります、でも「人」という資源を大切にしていかなければならないという事につ いては同じではないでしょうか、国が定める教育方針もありますが、かつては元英国首相のサッチャーさんが一介の議員のときに日本を視察に訪れて感銘をうけ イギリスの教育方策として取り入れたという日本の教育制度の原点を再び取り入れて、川崎の教育を「人」にもどすことからはじめられたらと伊藤ひさしは考え ます。


アングロチャイニーズスクール(インターナショナル)校でのインターアクトクラブ認証式と交流会の模様です。

 

 

 

 

学校の正門です。

 

 

 

学校の中庭です、ちょっとしたリゾートマンションみたいに見えます。

 

 

 

 

まもなく認証式開始です。

 

 

 

式典の最中です。最前列左端から2番目の白いズボンが私です。

 

 

 

 

会場を右端から全体的に写してみました。

 

 

 

インターアクトクラブ初代プレジデントとなったチャン君と私です。

 

 

 

ここからは交流会。現地の生徒と日本の生徒で長い(約5m)太巻き作りに挑戦です。

 

 

 

海苔を含めて食材はすべて現地調達、ご飯を海苔にのせますが現地生徒はちんぷんかんぷんです。

一生懸命英語で説明して、隣り合った生徒どうしでも身振り手振りで教えて、なんとか具がのっていきます。

 

 

 

 

掛け声に合せて一斉に巻き上げました、お見事!

 

 

 

みんなで切ってパックに詰めて、これからいく食料配布ボランティアで高齢者の方々に食べてもらいます。

 

 

 

 

最後に全員で記念撮影しました。

 

現地NPO法人のAPEXとシンガポール地区ロータリークラブがコラボレーション事業として行っている高齢者家庭への食料配布活動に参加した模様です。

 

市内からバスでおよそ30分、40年ほど前に建設されたニュータウンにつきます、1DK・2DKの狭い部屋が主体で、高齢者・低所得者の一人暮らしを含む 家庭がここでは多いそうです。 このコミュニティーセンターで毎週土曜日の午後2時半から4時半まで取りにこれる人には写真のように順番に配布、取りにこれない家庭にはチームに分か れて配達のサービスを続けています。今回は日本人とシンガポールの生徒でコンビを組んで配達しました。

 

 

 

引き続いて行われる健康診断サービスのもようです、おばあちゃんが血圧を測定してもらってます。

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