エコプラザ多摩
2008/4/9
エコプラザ多摩プラスチック圧縮梱包装置稼働に係る環境調査について
<はじめに>
エコプラザ多摩とは、川崎市に隣接する多摩市の施設です。 この施設では多摩市内の家庭から排出されるプラスチックゴミの資源化を行っています。
多摩市では、20年4月より市内の家庭からプラスチックを分別収集し、エコプラザ多摩で選別・圧縮・梱包した上で、容器包装リサイクル法による指定法人ルートで最終資源化施設へ運ばれることになりました。
この、エコプラザ多摩の場所は多摩ニュータウンの外周道路に隣接しており、麻生区内で近年宅地造成された、はるひ野の町とまさに背中合わせで境界を接した位置にあります。
4月からのプラスチック圧縮梱包装置の稼動に向けて、はるひ野の住民の皆様から、ベンゼンなどの環境汚染を心配する声があがり、また杉並区の同様の施設周 辺では「杉並病」というものの発生例もあり、多摩市とのあいだに何回もの説明会を開催し、説明を求めてきましたが、はるひ野住民の皆様の納得のいく結果は ついにでないまま、残念ながら稼動の日を迎えてしまいました。
この稼動に対して、川崎市議会に対して住民の皆様からの事前の環境調査の実施の請願があり、本市環境局が事前の調査、テスト稼動期間中の調査、本格稼動後の調査を実施するものであります。
多摩市側から見た、エコプラザ多摩の外観、建物の後ろに見える林は、多摩市と川崎市の境界です。
本当に隣接している事がお分かりいただけます。
左は、林の中の、境界からみたエコプラザ多摩の背面。
左は、林の中からはるひ野方向を見たもの。写真で分かりづらいですが、住宅の屋根がすぐそこに見えます。
左は、はるひ野からエコプラザ方向を見たもの。奥に写っている林の向こうがエコプラザ多摩になります。
左は、20年4月に開校した「はるひ野小中学校」、本市で初めてPFI方式(民間資本の活用)により建設されました。 市立としてはこれも初めて小中一貫 方式を採用しており、教室やトイレ、その他設備も充実した学校です。エコプラザ多摩から東へわずか500メートルに位置しているので、こども達への影響が 一番心配されています。
<事前の環境調査>
・測定日 平成19年12月4日から5日(24時間測定:以下同じ)
・測定場所 水道局「黒川高区配水池」
・調査項目 ベンゼンなど環境基準等のある物質を中心に17物質
・測定結果 環境基準や指針値を大幅に下回っていた。
詳細については、川崎市ホームページの環境対策部のページに
「麻生区はるひ野周辺における主な化学物質の環境濃度調査結果」
として、掲載されています。
<テスト稼動期間中の環境調査>
(1)2月の調査
・測定日 平成20年3月4日から5日
・測定場所 水道局「黒川高区配水池」
・調査項目 ベンゼンなど環境基準等のある物質を中心に17物質
・測定結果 環境基準や指針値を大幅に下回っていた。
(2)3月の調査
・測定日 平成20年2月19日から20日
・測定場所 はるひ野小中学校
・調査項目 ベンゼンなど環境基準等のある物質を中心に17物質
・測定結果 環境基準や指針値を大幅に下回っていた。
詳細については、川崎市ホームページの環境対策部のページに
「麻生区はるひ野周辺における主な化学物質の環境濃度調査結果」
として、4月中旬に掲載予定。
<本格稼動後の環境調査>
(1)2月の調査
・測定日 4月から毎月1回
・測定場所 偶数月:水道局「黒川高区配水池」 奇数月:はるひ野小中学校
・調査項目 ベンゼンなど環境基準等のある物質を中心に17物質
・測定結果 毎月の分析結果がまとまり次第、市のホームページに掲出していく